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発達障害の精神病理II

発達障害の精神病理II
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21世紀初頭、発達障害の概念は、精神医学の様々な領域に広がり、精神医学のパラダイムを覆すほどの影響をもたらした。それから20年、発達障害、特に自閉スペクトラム症(ASD)に関する研究は、精神病理学の中でも大きな柱をなす重要な領域となっている。臨床知を集積し、発達障害の病理学的本質を見極めるという問題意識のもと総勢17人の臨床家が集い、2日間にわたるワークショップを開催した。本書にはそこでの徹底した議論を踏まえて書き下ろされた9編の論考が収められている。どの論文も「発達障害の精神病理」を体現し、これまでの目の粗い診断基準や記述ではすくい取ることのできない現象に光をあてる。発達障害をもつ人の苦しみや生きづらさに対するより繊細な理解を提供することを目指す『発達障害の精神病理』シリーズの第2弾がここに結実。
内海健清水光恵鈴木國文 編著
青木省三兼本浩祐黒木俊秀萩原徹也平井正三山下祐一
本体価格 3,400 円 + 税 A5判 並製 236頁
ISBN978-4-7911-1043-8〔2020〕

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Contents
第I部 精神療法
第1章 反応性からみた成人期の自閉スペクトラム症 青木 省三
第2章 自閉スペクトラムをもつクライアントとの精神分析的心理療法──間主観性/相互主体性ゲームの視点から 平井 正三
第3章 なぜ時に聞くことが苦痛となるのか──多様なもの(“Das Mannigfaltige”)へと言葉がどのように差し込まれるかを通して考える 兼本 浩祐
第Ⅱ部 記憶・認知
第4章 想起の体験様式の多様性からみた自閉スペクトラムとその辺縁 萩原 徹也
第5章 スクラップ置き場と私──自閉スペクトラム症の患者は過去をどのように想起しているか 清水 光恵
第6章 脳の計算理論に基づく発達障害の病態理解 山下 祐一
第Ⅲ部 精神病理の基本問題
第7章 自閉スペクトラム症とアタッチメントの発達精神病理学 黒木 俊秀
第8章 「社会性の障害」と「共に生きる社会」──ASD概念が精神科医療に拓くもの 鈴木 國文
第9章 反復と強度 内海 健

発達障害の精神病理Ⅰ

鈴木國文/内海健/清水光恵 編著ほか

ハイパーアクティブ:ADHDの歴史はどう動いたか

M・スミス 著、石坂好樹/花島綾子/村上晶郎 訳

基礎としての精神病理学

M・イェーガー 著、木谷知一 訳

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発達症/発達障害(自閉症・ADHD)

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