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抗うつ薬の時代

うつ病治療薬の光と影

抗うつ薬の時代
本書は、抗うつ薬の発見とその進展に焦点を当てながらも、精神医学の歴史をさかのぼり、時々の出来事を鋭く洞察する。薬の発見とともに現れてきた巨大製薬企業、著名な科学者や臨床医と巨大製薬会社との関わり、成功した薬と消えてしまった薬、ドーパミン仮説やアミン仮説などの神経科学の話題、など、ヒーリーの深い学識と力強い執筆力に読者は驚かされるであろう。
デーヴィッド・ヒーリー著 林建郎、田島治訳
定価 3,850 円(本体3,500円 + 税) A5判 上製 424頁
ISBN978-4-7911-0526-7〔2004〕
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Contents
第1章 病,疾患,そして医薬
特異的疾患―特異的治療
  黒いヘレボルスから魔法の弾丸へ / 薬の市場
規制と医薬複合体
暗い側面
うつ病と抑うつ性疾患
  気分障害の考古学
  エスキロールからクレペリンへ
  抑うつ性疾患と抑うつ神経症

第2章 抗うつ薬の発見
クーン,ガイギー,そしてイミプラミン
  クライン,ロシュ,そしてイプロニアジド
  クーンかクラインか? / あるいは誰か他の者が?

第3章 他の条件が一定であれば
臨床試験の考古学
  数量的手法 / 従来とは異なる手法
試験による精神医学的発見
精神薬理学サービスセンター
精神医学における標準化
エイズの挑戦
情報革命

第4章 治療経験主義の試練
薬物心理学
MAO阻害薬の終焉
リチウムとうつ病の自然史
新薬開発の標準化
  コール効果 / チバガイギー社の終焉

第5章 真実の心地よい姿
ブロディとアクセルロッド
モノアミン仮説
抗うつ薬の標的受容体
受容体についての回想
5HT再取り込み阻害について
美容精神薬理学
SSRI登場後の世界は?
ある時代の終焉?

第6章 ルカ効果
抗精神病薬とクレペリン
MAO阻害薬の長征
  社会不安障害
パニック障害
クロミプラミンと強迫性障害
オーガズムの政治学
新しい医療国家
メディアの統制

第7章 エディプスからオシェロフヘ
薬理学のカルヴィニズム
羽根から切り分ける?
精神療法の評価
オシェロフ討論
コーダ

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