リラクセーション反応

ストレスを軽減するための効果的な心身医学的アプローチについて解説。出版と同時にアメリカでベストセラーとなり、今まで何百万人もの人たちがこの方法を実践している。ストレスの有害作用を治療するハーバード大学医学部附属病院で発見された１日２回１０分か２０分の練習方法。現代生活の緊張を解くのにきわめて役立つ方法を解説した本書は医療従事者などの専門家だけでなく、あらゆる人たちに有用である。

H.ベンソン著　中尾睦宏、熊野宏昭、久保木富房訳

定価 1,980 円（本体1,800円 + 税）　四六判　228頁
ISBN978-4-7911-0442-0〔2001〕

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序　章　新版刊行に寄せて

三本脚の椅子／まず最初に／身体からわかれた心／超越瞑想／「闘争か逃走かの反応」との関連／基本要素 ／リラクセーション反応の練習法 ／ベストセラー ／心と体の分離の橋渡し ／世間の熱狂 ／単なるプラセボ効果 ／信じる要素 ／刊行から一五年 ／代替医学 ／正しい道 ／高度な瞑想 ／最新の知見 ／正しいセルフケアの使い方 ／恐れと罪の意識 ／転換し始めた常識 ／心身医学研究所 ／謝辞

第一章　

ストレスの犠牲者 ／隠れた流行病 ／闘争か逃走かの反応

第二章　

生体機能 ／コレステロールへの疑問 ／症状のない病気

第三章　

高血圧になるのは誰か ／体が発するストレス徴候

第四章　

心のコントロール ／ヘス博士の重要な実験

第五章　

古代の人の知恵 ／瞑想：四つの基本要素

第六章　

血圧の低下 ／薬物使用を減らす

第七章　

リラクセーション反応をもたらす方法 ／リラクセーション反応の個人体験

第八章

訳者あとがき　
参考文献　
索引