臨床精神病理 第44巻02号

2023年8月30日

日本精神病理学会 第45回大会（京都）

特別講演Ⅰ

• 神話を生きるエクリチュールの主体　―「影法師アイデンティティ」の誕生と変容
  新宮　一成

特別講演Ⅱ

• 『自閉症スペクトラムの精神病理』補遺
  内海　　健
  

シンポジウムⅠ「シュナイダーを裏切るシュナイダー」

• シンポジウムにあたって
  岡　一太郎
• Kurt Schneiderの“Dasein”概念について
  岡　一太郎
• 内因と反応の微妙な境界をめぐって：Jaspers, Kurt Schneider, Weitbrecht
  熊﨑　　努
• Schneiderにおける「精神」と「精神病」
  針間　博彦
• 「限界」の向こうに何が見えるか―Kurt Schneider を深読みする
  中谷　陽二
• シンポジウムを終えて
  南部　知幸

シンポジウムⅡ「天翔ける精神病理学──宗教精神病理学の冒険」

• 天翔けよ，精神病理学！
  小林　聡幸
• 天翔ける精神病理学
  小林　聡幸
• 精神療法の原基としての原宗教性
  野間　俊一
• 主体の構造の生成とタイミング―「餓鬼阿弥蘇生譚」を巡る宗教的な知から学ぶ―
  牧瀬　英幹
• 「宗教」の変遷と受容：前景と背景
  森口　眞衣
• シンポジウムを終えて
  佐藤　晋爾

シンポジウムⅢ「自我障害を考え直す」

• シンポジウムにあたって
  深尾憲二朗
• 自我障害はどこで起こるのか？―現象学的方法との関係から―
  深尾憲二朗
• 離れたところの外側――自閉スペクトラム症における自我と障害
  清水　光恵
• 解離から自我障害を再考する
  柴山　雅俊
• シンポジウムを終えて
  植野　仙経