月刊

精神科治療学 第14巻06号

1999年06月

• 分裂病の慢性化と治療‐易刻印性の観点から‐
  内海健

• 残遺概念と治療‐陰性症状に焦点を当てて‐
  小出浩之

• 外来における慢性分裂病の維持療法
  浜田晋

• 慢性期の分裂病者‐病棟での生活‐
  安永浩

• 分裂病者の性，婚姻，挙児‐結婚の疫学的，臨床統計的検討‐
  湯浅修一

• 定着と沈黙‐精神分裂病を病み終えた人々の暮らしについて‐
  生村吾郎

• 精神分裂病「臨界期」を中心とした治療的工夫‐急性期開放病棟の経験から‐
  天笠崇

• 渡辺昌祐

• 知的退行，小脳失調を呈するてんかんの症例について‐抗てんかん薬の非可逆的影響によるdeteriorating epilepsy‐
  笠井清登　関本正規　加藤昌明他

• 手紙(葉書)の意味とその精神療法的効用‐摂食障害の１症例を通して‐
  森島章仁

• 分裂病を合併した若年性ミオクロニーてんかんの１症例
  波平智雄　州鎌盛一　平良寛他

〔既報症例のその後(9)〕

• Lithium carbonateが著効した妄想性うつ病の１例‐Vascular Depressionとの関連について‐
  吉村玲児　上田展久　寺尾岳　他

〔ケースカンファランス〕

• 外傷体験が関与していると思われる，症状動揺の激しい28歳女性分裂病症例‐治療者の主導性と治療の見通し‐
  藤井千太　見野耕一　宮崎茂樹　他

• Risperidoneの副作用・相互作用(5)‐最近の報告‐
  小瀧一　福田直子　伊賀立二

• 精神医学とともに60年
  臺弘

• 精神分裂病患者に対する精神療法研究の現況
  村瀬真治　藤井洋一郎