精神科治療学　第13巻増刊号

精神科治療技法ガイドライン

1998年5月

精神科治療技法ガイドライン第10巻臨時特大号「精神科治療ガイドライン」の姉妹版。精神科治療技法のすべて。
編集：「精神科治療学」編集委員会　B5判　並製　376頁

発刊にあたり		樋口輝彦

第１部診たてと治療導入
1．	初診状態像診断	中安信夫

2．	治療導入
2.1	診断に基づく治療計画	村上靖彦
2.2	初回処方をめぐる問題	高橋俊彦
2.3	初診時における精神療法	吉松和哉

3．	治療形態入院治療について	岩本昌和，幸地芳朗，宮崎茂樹，柴田明，岩尾俊一郎，見野耕一，塩山晃彦，中井祥博，菅野雅彦，安陵康浩，保坂卓昭，関口典子，山口直彦
第２部治療技法
1．	精神療法
1.1	精神療法とは何か	皆川邦直
1.2	疾患別精神療法のポイント
1.2.1	分裂病	臺弘
1.2.2	うつ病の精神療法	横山知行，飯田眞
1.2.3	神経症	皆川邦直
1.2.4	パーソナリティ障害
	自己愛型人格障害	丸田俊彦
	境界性人格障害の治療技法	市橋秀夫
1.2.5	小児期の精神療法	小林隆児
1.3	各治療技法の概説
1.3.1	精神分析療法	橋本元秀
1.3.2	行動療法	大谷義夫
1.3.3	認知行動療法	井上和臣
1.3.4	森田療法	北西憲二
1.3.5	芸術療法	徳田良仁
1.3.6	リラクゼーションと催眠	柴田出
1.3.7	バイオフィードバック	中尾睦宏，久保木富房
1.3.8	ブリーフセラピー	森俊夫
1.3.9	家族療法	古市由希子，森俊夫

2．	精神科薬物療法
2.1	向精神薬療法の特性	立山萬里
2.2	薬物療法に影響する諸要因	立山萬里
2.3	薬物療法の原則	立山萬里
2.4	疾患別，薬物療法の留意点
2.4.1	分裂病	田島治
2.4.2	感情障害	樋口輝彦
2.4.3	不安障害	越野好文
2.4.4	神経症	矢崎直人，越野好文
2.4.5	パニック障害	越野好文
2.4.6	循環器・腎・肝障害，身体合併症	大坪天平，上島国利
	妊娠・出産に関する薬物療法
2.4.8	小児期の精神科的問題	佐藤喜一郎
2.4.9	老年期	笠原洋勇，大渕敬太
2.5	薬剤別，薬物療法の留意点
2.5.1	抗精神病薬	青葉安里，太田共夫
2.5.2	抗うつ薬	渡辺昌祐
2.5.3	抗不安楽	吉邨善孝，上島国利
2.5.4	睡眠薬	内村直尚，中村純
2.5.5	杭てんかん薬	久郷敏明
2.5.6	その他の薬剤	滝川守国
2.5.7	併用療法に関する留意点	高橋明比古，石郷岡純

3．	身体療法
3.1	ECT	小林克治
3.2	高照度光療法	古田壽一
3.3	断眠療法	内山真
3.4	てんかんの脳神経外科治療の適応	真柳佳昭

4．	精神科リハビリテーション
4.1	分裂病を中心とするリハビリテーション
	分裂病をもつ人々のためのリハビリテーション技術総論	野中猛
4.1.1	医療機関で行うリハビリテーションのプログラム構成と運営	池淵恵美
4.1.2	SST－社会生活技能訓練	前田ケイ
4.1.3	家族心理教育	後藤雅博
4.1.4	職業リハビリテーション	菊本弘次，本間武蔵
4.2	非分裂病型(思春期，抑うつ，摂食障害など)
	デイケアのプログラム構成と運営	皆川邦直

第３部救急
1．	いざという場合の応急処置(緊急時の対応)
1.1	緊急入院時の臨床的ならびに法律的留意事項	江畑敬介
1.2	縊首，外傷，薬物による自殺企図	高橋祥友
1.3	幻覚・妄想下の暴力，興奮患者への対処	山科満，梅津寛
1.4	攻撃的行動に対する鎮静と身体管理	八田耕太郎，高橋丈夫，米澤洋介

2．	緊急時鑑別診断
2.1	緊張病症候群と脳炎	松浦雅人，小島卓也
2.2	(解離性) 錯乱状態	中村道彦，多賀千明，角谷慶子
2.3	農薬中毒	鈴木利人，小山完二，白石博康
2.4	アルコール急性中毒	鈴木康夫，鈴木芳江
2.5	悪性症候群	坂井俊之，上島国利
2.6	てんかん重積	須江洋成

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