月刊

精神科治療学 第13巻06号

1998年06月

【特集】 向精神薬の選択・変更・減量の実際　(II)

• 薬物使用の原則概要
  中井久夫

• 分裂病における｢発作型｣あるいは｢挿話性｣現象に対する抗不安薬の効果
  山口直彦

• 精神分裂病の薬物療法は｢病勢｣に即応しなければならない
  岡崎伸郎

• 大うつ病・単一エピソードの同胞例
  齋藤正己

• うつ状態に対する向精神薬の選択について
  坂本暢典

• うつ病治療に関する抗うつ薬の選択
  森信繁

• 強迫性障害と境界性人格障害に対する薬物療法の実際
  成田善弘

• 神経症に対する薬物療法の実際
  中村敬　三宅永

• 神経症圏における向精神薬投与の実際‐思春期青年期患者を中心に‐
  守屋直樹　生田憲正　柴田恵理子

• 高齢者における向精神薬の選択･変更･減量の実際
  西村健

• 一般病棟における老年期精神障害の対処の実際‐コンサルテーション･リエゾンサービスを通じて‐
  江渡江　辻昌宏　石塚卓也　他

• 痴呆患者にみられる行動障害･精神症状に対する薬物療法
  小山恵子

• 精神運動性興奮時に一過性に完全右脚ブロックが出現した精神分裂病の１例
  小川直志　橋本琢磨　植木啓文　他

【研究報告】

• 摂食障害患者における退院後の外来通院治療についての検討
  片桐秀晃，高畑紳一　横田則夫　他

【症例報告】

• 急性水中毒直後に高CPKと経過中に低Ｋ血症を呈した慢性分裂病の１例
  岡田章

【資　料】

• ピッツバーグ睡眠質問票日本語版の作成
  土井由利子　簔輪眞澄　内山　真　他

【連載】

〔ケースカンファランス〕

• 外来患者の引き継ぎにあたって‐長期間高用量の向精神薬を服用していた慢性分裂病の１症例‐
  松石邦隆　保坂卓昭　山口直彦　他

〔こころの病と遺伝(10)〕

• 精神分裂病の分子遺伝学
  功刀浩　南光進一郎

〔統計的方法を用いた論文を読む(10)〕

• 経時的変化を伴うデータの分散分析
  中井里史　三宅由子

〔脳波のやさしい判定法(３)〕

• 波の洪水
  久郷敏明

〔最新情報〕

• 老化とNK細胞
  馬場元　江渡江

〔精神科医のためのくすりの時間〕

• 抗うつ薬の副作用・相互作用‐最近の報告‐
  福田直子　小瀧一　伊賀立二

〔海外文献ジャーナルクラブ〕

• ≪精神分裂病≫分裂病の初期診断
  針間博彦